ほっぺ
真っ暗な闇夜に、ロウソクの火が点る。僕たちはその小さな火を囲んで座っていた。その火はそれぞれの体に流れ込む。入り口は眼だ。八つの眼にはすべて、その火が鮮やかに映りこんでいた。
不意に炎が上がる。誰かが花火の先をその火にかざしたのだ。すぐに、花火の先から、白っぽい眼のくらむような細い炎が噴出す。その瞬間、あちこちから、黒い花火がロウソクに差し伸べられた。
僕は、手に花火を持ちながら、次々とロウソクに花火が差し伸べられ、次々と明るい炎を点していくさまをじっと見ていた。明々と点される花火。人はそれを振り回し、きゃっきゃと騒ぐ。
その時、彼女が僕の右に来て、しなやかな左手に花火を持って、ロウソクにかざす。最初明るく燃えたものの、その炎は急速に小さくなっていく。ロウソクの小さい明かりの前に、黒い影が二つ。一瞬の後、シューっと花火が青白い炎を細く吐き出す。僕は、恐る恐る、隣の彼女を見た。ほんのりと赤く色づいた頬に、花火の青白い火がチラチラと瞬いていた。
もうちょっと、いいように書きたかったんですが、もう秋なんで。。。
クライマックスにしたかったのはこんなイメージです(*^_^*)。
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